秋茄子は嫁に食わすな

大好きな焼き茄子を味わいながら
こんなことわざを思い浮かべています

「秋茄子は嫁に食わすな」

 

これには二つの意味があると言われています

「秋茄子には種が少ないことと
体を冷やす作用があることから
嫁が食べると子供が出来にくくなるので
子孫繁栄にならない」

「嫁なんかに食べさせてはもったいないと思うほど
秋茄子は美味しい」

前者はお嫁さんの体を気遣う優しさともとれますが
昔のお嫁さんは なんだか子供を産む道具のように
思われていたのでは・・・

それからもうひとつ
今は亡き父が 私が幼い頃からずっと
幾度となく私に言い聞かせてきたことわざが

「親の意見と茄子(なすび)の花は
 千に一つの無駄もない」

これは茄子が咲かせた花の全てに
ちゃんと実がなることから
「親の言うことは間違いがないから
よく聴くべきだ、よく聴きなさい」
という親が子供を諭す言葉です
(実際には 日照不足や肥料不足などにより
実がならないこともあるようです)
若い人たちがこれを聞いても きっと
心に響かないでしょうね
若かった私の心にも 何度聞かされても
全く響いていませんでした
今この年令になって ようやく
父の気持ちがわかるような気がします🍀

この時期
煮ても 焼いても 炒めても 天ぷらでも
美味しい茄子 明日は”しぎ焼き”にしましょうか

投稿者プロフィール

後藤 富美子
後藤 富美子
65歳以上の方を対象としたシニアコミュニケーションサポートを行っております

I wish you a peaceful time.

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