2018年7月6日

TVは今、どの局も罪を犯してしまった人たちの

死刑執行の悲しいニュースで持ち切りです

「温もりの 残れるセーター畳む夜 一日の命 双掌に愛しむ」

死刑囚であり、歌人でもあった島秋人さんの獄中での句

死刑を宣告され、いつ執行されるのかと怯えながらの日々

寒い独房の中で、就寝前の彼がその日一日着ていたセーターを

丁寧に畳んでいる姿がありありと描かれているこの句を

ふと思い出しました

あらためて自分にとっての一日一日の大切さを感じながら

今こうして、幸せに生かされていることのありがたさを噛み締めています

亡き母が私に「素晴らしい」と絶賛していたこの句ですが

当時の私にはそれが理解できませんでした

でも今はわかります

この句を私に伝えくれた亡き母に感謝です!!

そして今日死刑が執行された人たちが島さんのように

安らかでありますよう、お祈りいたします

投稿者プロフィール

後藤 富美子
後藤 富美子
65歳以上の方を対象としたシニアコミュニケーションサポートを行っております

I wish you a peaceful time.

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